6周年を迎えたCREEKSのスタッフ紹介
投稿日:2020.12.16
2020年10月29日に創業6周年を迎えたCREEKS。新たなスタッフも増えて社内チームが一層強化されました。今回はスタッフ一人ひとりの強みや今後の展望を座談会形式でお届けします。
まずは自己紹介と、CREEKSでの業務について
吉池登紀子(以下吉池):吉池登紀子です。10月に入ったばかりなんですが、飯綱が町をあげて進めているテレワーカーの育成プロジェクトがあり、そちらのサポートをしています。
石川真弓(以下石川):石川真弓です。去年の7月からお世話になっています。コワーキング・tsunagnoでの来客対応、広報・人事・経理などバックオフィス的な事が主ですが、飯綱テレワーク・動画講座・アクセラといった事業の関係も少し関わらせてもらっています。
宮下栄美(以下栄美):宮下栄美といいます。4月から週一回火曜日にCREEKSで働いていて、今は石川さんの業務の中で単発でできる仕事を等を担当しています。
池上隼人(以下池上):池上隼人といいます。普段は東京で仕事をして、毎週月曜日は長野のコワーキングに来て仕事をしています。業務はCREEKSの経営アドバイザー、地方創生関連や企業との事業創出の取り組みの窓口とコンサルティングに携わっています。
宮下ひかり(以下ひかり):宮下ひかりです。私もスタッフとして勤務し始めたのは今年の2月。主に県から請負っている「おためしナガノ」の事業を担当しています。
『新たなチャレンジができる場所』
入った時期も働き方のスタイルもさまざまなメンバー。どうしてCREEKSのスタッフに?
吉池:実を言うと、私はCREEKSがやっているような仕事は初めてで、未知の業種というか、自分に何ができるのか最初は全く想像がつかなかったんです。
でもCREEKSが飯綱町でやっているテレワークの座談会に参加した時に、都会と離れた自然豊かな飯綱という町でテレワーカーを育てようというそのプロジェクトを、すごく良い試みだと感じたんです。それで自分も関わってみたいと思って、入社しました。
ひかり:私はつい最近までは夫の転勤先の東京で始めた仕事をテレワークで続けていたんですけど、
長野での生活が長くなるにつれ、地域に関わる仕事をやりたいという気持ちが強くなってきて。これまでもスポットでCREEKSのお仕事をしたことはあったのですが、ちょうどそんなタイミングで古後さんに声をかけてもらったんです。CREEKSは、地域に関わる仕事をたくさんやっていたので、ぜひ!と思ってジョインしました。
池上:僕はもともと東京でベンチャーキャピタルと、コワーキングスペースを運営する会社の経営陣を10年くらいやっていました。そこで共通の知人を通じて古後さんを紹介され、去年から信州アクセラレーションのメンターとして呼んでもらったのがCREEKSに関わるようになったきっかけです。
メンターとしてスタートアップのメンタリングなどをしているなかで、古後さんから「CREEKS自体の相談に乗れる人、会社のアドバイザーを探している」という相談を受けて、ジョインすることになりました。
栄美:私は信州大学の大学院の事務もやっているんですが、古後さんが学生として来ていたのが出会ったきっかけなんです。
その後出産して子どもが今1歳半なのですが、古後さんに誘ってもらったおかげで復帰ができている状況です。大学院の仕事は私一人で完結する業務ですが、CREEKSはチームの情報共有がとても早く、みんなで助け合うという雰囲気があるので楽しく働いています。
石川:私はCREEKS立ち上げの際にイベントのお手伝いに来て以来、古後さんとは面識がありました。そのときはここが何をやっている場所か明確に知らず、漠然と起業家を応援する場所なのかな、程度の認識だったんです。コワーキングというのは当時長野にはなくて、本当にさきがけだったと思います。
私自身は、15年務めた出版社を子育てのことを考えた上で辞め、CREEKSに入る前は時間にしばられない働き方をしてきました。自分の得意な事で仕事ができたらというの常に頭にありましたね。
友人からCREEKSで人を募集しているという話を聞き、古後さんにコンタクトを取って久々にお会いしましたが、今までの私の経験してきた世界とは違いすぎて「CREEKSのスタッフは私には無理です」と言っていたんですよ。「地方創生って??」みたいな状態だったから(笑)。
その後もう一度お会いしたとき「あれできません、これもわかりません」と正直に全て伝えた上で、それでも力になれることがあればと話したところ「ぜひ来てください」と言ってもらえたので入ることになりました。古後さんの懐の大きさには脱帽です(笑)
何もわからない状態からのスタートでしたが、とにかく人が好き。CREEKSに集まる皆さんとお話できるのが本当に楽しいです。そこから新しい何かを生み出すきっかけになればと思っています。おかげで知らない世界を知ることができて、とても勉強になりました。
―石川さんの言葉にうなずくメンバー。CREEKSでの新たなチャレンジで世界が広がったと感じるところが大きいようです。
移住や新しい働き方を支えるプラットフォームに
CREEKSで今後やっていきたいと思っていることは?
ひかり:私が県の事業を担当していて感じたのは、行政のできることにはどうしても制限や制約があるということ。一緒にお仕事をさせてもらっているからこそ、よりよい事業運営をしていきたい。自治体では難しくても、民間のCREEKSなら担える部分があると思うので、「おためしナガノ」でも、今後は移住したい人たちにさらに寄り添ったサービスを提供できたらいいなと考えています
栄美:今はまだ稼働日数が少ないけれど、これから経験を積むなかでお客様のことを深く知り、もっと自分の力を発揮していきたいです。大学院には卒業生が100人以上いて、その方たちとのネットワークは自分の強みでもあるので、今後CREEKSでの仕事を通して、相乗効果が生まれるといいなと。
池上:CREEKSがやっているコワーキングスペースやアクセラレーションの運営というのは、一つの大きなモデルとなっていく事業。東京でコワーキングスペースの経営に関わってきた経験を生かして、そのサポートができればと思っています。
吉池:私は出産してから仕事を見つけようとなったときにとても苦労した経験があって。子育て中の主婦歓迎!という求人は少ないです。面接まで進んでも、応募者が多いと小さな子どもがいるとそれだけで不利になりますよね…。地方だとどうしても仕事の選択肢が少なくなりますし、都会とはお給料も違います。でもCREEKSの事業を知って、テレワークができればそういったことに縛られず、選択肢も増えて都会と同じレベルの仕事ができそうだと感じたんです。
だからこそ飯綱のテレワーカー育成事業を通して、今度は自分が同じように悩んでいる方の力になれればと思っています。
石川:私も関東にいた時期がありましたが、長野生まれ長野育ちなので「田舎だからできない、だめだ」という意見も耳にしてきました。確かに田舎だからできないこともあるだろうけど「じゃあ田舎だからできることってなんだろう?」って、そっちの方に目を向けていきたいなって。
事業を通してCREEKSに集まってくれる方はもちろん、テレワーク、Iターンや移住目的で長野に来る方の力になれればと思っています。
あとは地域との関わりとして、今後も学生の職場体験や学校側に足を運ぶことも引き続きしていきたいですね。未来を作る子どもたちの話は本当に素晴らしいから!
人とのつながりが起点
最後に代表取締役の古後と取締役広瀬を交えて、これからのCREEKSの展開について。
古後:CREEKSもスタッフがたくさん増えてチーム力を発揮できるようになったので、事業が増えてきているなかでも、今後さらに一つ一つを強化するようなことを進めていくつもりです。
あと、ここから歩いていける範囲がスタートアップ企業や新しいことに挑戦する人たちが集まる場所になればいいなと考えています。私たちは割と古くからやっているし、最近ではシソーラスさんなど、新しく近くに拠点を作ってくれる企業が増えてきて、 ますますこの界隈が面白くなりそうです。これからも新しく挑戦する人を応援し続けたいし、きっかけになる機会を作りたいと思っています。
広瀬:今まではCREEKSのなかの閉じた場づくりを考えてきたけども、NICOLLAP (一般社団法人 長野ITコラボレーションプラットフォームの通称)に関わるようになって、ITの事業者さんと地元の企業とかを繋ぐなど場づくりの範囲がどんどん広がってきていると実感しています。自分たちが持つソフトとハードの両方をコンサルティングできる強みで、今後CREEKSを飛び出して界隈全体、さらに言えば長野市全体のまちづくりに関われるようなところまで場づくり企業としてやっていければいいなと思います。
ちなみにソフトの部分の大半は人のつながりなんですよ。人のつながりの起点になるということで言うと、うちのスタッフは本当にいい人が集まってくれているので、いてくれるだけでなんとなく癒されますね。
古後:スタートアップで一人でやっていたり、若い方だけの会社の方とかは、ここに来ると安心するっていってくれるよね。
石川:(笑)。利用者さんとフラットな立場でお互いをリスペクト、大切だと思える人が集まり利用する場所であってほしいと思っているので嬉しいです。企業でエンジニアをしている男性会員さんが「うちの思春期の娘がさぁ」って自然体で話してくれたり、雑談相手としての役割はすごく大事にしています!え?いいですよね〜?大丈夫ですか?私
古後:意外と会社ではそういう話をしないんじゃないかな。家とも会社とも違う場所を持っていることって本当はすごく自然なことだと思うんですよね。
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