【イベントレポート】親子のてつがくカフェ 春休み特別編
投稿日:2019.05.07
親子のてつがくカフェ 春休み特別編を開催しました。
ひさしぶりの開催でしたが、これまでの参加してきてくれた方々はとても楽しみにしてくれてました。そして何より、久しぶりに会う子供達はずいぶんと成長していて驚きました!
参加者兼サポート役の学生しんじくんがレポをまとめてくれました。
2019年3月26日(火) 約1年ぶりの親子のてつがくカフェが開催されました!
参加者は昨年まで常連として参加してくださっていた保育園児から小学生とそのお母さん方に加え、こどもが哲学しているところを見に来てくださった方、運営サポート役の学生など、幅広い方々が参加しました。
最初に運営のまるちゃんと学生のしんちゃんによる、なぞなそやアイスブレイクゲームで場が和んだところでさっそくてつがくカフェスタート!今回は絵本を読んで、その内容から話を深める形で行いました。絵本は2冊用意していましたが、こどもたちの「どっちも読みたい」という意向により2冊ともやることに。
最初の絵本は「どうぶつにふくをきせてはいけません」
こどもたちは読み聞かせが終わると同時に「はい!はい!」と自分の意見を言いたくてしょうがない様子。「寒くないように服を着る」「恥かしくないように服を着る」など、しっかりと自分の意見を述べるこどもたちの姿がありました。 さらに話はどんどんと横道へ。
「恥ずかしい」という話題から、こどもたちは自分の年を言いたいが、大人は年齢が上がると年を言うことが恥かしい、という話題に対し、こどもの方から大人に「なんで年を言いたくないの?」と尋ねる場面も。
まさかの1時間以上大人顔負けに一緒に対話をしたのちの休憩では、大人とこども一緒になり鬼ごっこをする場面も。
そして後半の絵本は「めちゃくちゃはずかしいこと」 「おれ恥ずかしいことなんてない」と言っていた男の子も読み聞かせを聞き終わった後は「女の子からちやほやされること」「女の子に大事なところをみられること」など、これまた意見がいっぱい。
また途中、大人の「好きな子いるの?」という質問に対し素直に「うん、二人いて…」と話してくれる初々しさを感じるような場面もありました。
大人もこどももお菓子を食べ、こどもは途中集中力が切れたらキッズスペースで遊びながらというゆったりとした雰囲気の中、2時間があっという間に過ぎてしまいました。
1年ぶりに参加した常連のお母さんからは「去年はこんなに話が続かなかったのに」「言いたい欲がすごい」と、1年間の変化に驚いたという声も聞かれました。今回初参加の方からは「こどもの考えが面白かった」という意見も。
こどもを中心に、こども同士の話をじっくり聞きつつ、時に大人も意見を言う。そんな温かい雰囲気の中のてつがくカフェになりました。
親子のてつがくカフェは今後もスローペースであるものの、楽しみながら継続していきます!
運営スタッスの間では、中高生向けのてつがくカフェも面白そう!また連続でやると子供同士の関係性が深まって面白い!今回の成長ぶりからもっと難しいテーマもありかも!などなど、次回に向けてのアイデアが次々と出てきます。
次回は夏休み期間に開催できればなーと思っております。
一緒に活動してくれる、運営サポーターも募集しています。
ご興味のある方、ぜひお問い合わせください。