自転車で地域と人をつなぐ
- CREEKS会員紹介 - 「散走が楽しい地域を拓く会」代表 永田将克さん
投稿日:2018.12.18
最近 ”自転車” 乗っていますか?
長野県では自転車というと、単なる移動手段に加えて、自然豊かなフィールドを活かしたマウンテンバイクなどのアクティビティで乗る方が多いかもしれません。
CREEKSにはそんな”自転車”を軸に、様々な活動を行っている方がいます。
「散走が楽しい地域を拓く会」代表 永田さん。
普段は富士通株式会社に勤務しながら、週末や夜の時間帯を利用して、CREEKSを拠点にデュアルワークに取り組んでいます。
いつも精力的に活動されている中から、今回は最近の取り組みを2つご紹介したいと思います。
GOOD DESIGN AWARD 2018 受賞
皆さんも聞いたことがあるのではないでしょうか。グッドデザイン賞!
今回グッドデザイン賞2018に、NPO法人散走が楽しい地域を拓く会ほか1団体が事業主体となり取り組んだ「飯山コミュニティプロジェクト」が、地域・コミュニティづくりの部門で受賞しました。
自転車でけん引することができるカフェトレーラー
自然と調和した木の造りがとっても素敵です
ここで淹れられたコーヒーは美味しそう!
自転車に関わることがおもしろいと感じることができるような地域環境をつくり、地域づくりをすることを目的に、自転車と商店街、そして北信州の木を結びつけるものとして考えたそう。3年に渡る取り組みが今回の受賞に繋がりました。
温かみのある素敵なデザイン、自転車でけん引という発想も素敵ですね。このカフェトレーラーは飯山市のイベントなどで出会えるかも!?
自転車買えない子どもたちへ 兵庫県の施設に寄贈
多くの子ども達が、移動手段として、また大切な遊び道具として、自転車を手にしますが、貧困を理由に買えない家庭も存在します。こうした子どもを支援しようと、NPO法人散走が楽しい地域を拓く会は、明石市内の児童養護施設などに自転車を寄贈しました。
明石の子供たち
サイクリングを通じたチャリティーイベントで、自転車を買えない子ども達がたくさんいると知った永田さん。「チャリティー for ちゃり」という企画を立ち上げ、長野県で2018年7月、9月にサイクリングイベントを実施し、参加費として集めたお金で子どもたちに自転車とヘルメットを贈りました。
安全で楽しい走行を伝える永田さん
アクティビティを通じて、子供たちも楽しく学べます
——「自転車」という切り口から、人をつなげ、地域をつなげる永田さん。まずは”楽しい・おもしろい”から始める活動が、様々な相乗効果を生んでいます。今、地域を元気にするためには、こういった事が大きなヒントになるかもしれません。今後のご活躍にも注目です!