【イベントレポート】ナガノ・スタートアップ・スタディ2019 vol.1
〜「やりたいことはあるけど、何からはじめていいかわからない」そんなあなたへ〜
投稿日:2019.12.16
大きな目標を達成するのって、一体なにからはじめていいかわからないものですよね。そうして迷っているうちに時間だけがすぎていく…。今回はそんな「やりたいことはあるけど、何からはじめていいかわからない」という方に向けられたセミナー【ナガノ・スタートアップ・スタディ】を2019年12月3日(火)、Tsunagnoにて開催致しました!
今回講師にお招きしたのは、志賀一井ホテルの支配人を務める児玉征俊さん。児玉さんは、過去に大手IT企業で新規事業立ち上げを行ったり、一念発起して複数パートナーとスタートアップ企業を立ち上げたりと、様々なご経験をされてきました。
参加者は、起業に興味のある学生から社会人まで。年齢も性別も異なる4名の方でした。前半は児玉さんのこれまでの軌跡について。児玉さんの学生時代のお話から、社会人になってどんな会社にお勤めされていたのか。どのような目的でそこにたどり着き、そこで何を得てきたのか…。大変に濃いお話を、私たち一人ひとりの目をよく見て、気さくな雰囲気で語ってくださいました。
「近年、学歴だけで判断しない企業が増えてきたんです。ありがたいですよね。だから、学歴を理由にあきらめたりしなくていいんです。大切なのは、ゴールを決めて(明確でなくてもいい)、そこから逆算の目標をつくって順に実行していくこと。」また、児玉さんは人との出会いも大切だと語ります。
「どのつながりが今後の糧になるかわかりません。それに、いろんな人の話を聞いてたくさん考えることは、自分を知って成長させることにもつながるんです。自己分析と、人のいいところどりを同時にできる。僕なんか、いまだに新しい自分を知っていく日々ですよ。」
なるほど、たしかに人と関わることで今まで知らなかった自分に出会えた経験、みなさんにもあるのではないですか?
児玉さんのお話を伺っていて、「いかに計画的に物事を進めていくか」が重要だと学びました。それと同時に、「計画の外に余裕をもたせること」そのために、人とのつながりも必要なのですね。
このようなお話のあと、志賀高原の活性化に向けてなにができるかを参加者メンバーで話し合いました。これがなかなかに面白く…。個人の「得意」や「好き」、はたまた年齢や性別も違うため、いろんな観点から話し合いが展開されていきました。
話し合いの後は、グループごとに結果を報告し合いました。
どちらのグループも、たくさんの付箋が張られています。参加者全員が各々の意見を出し合い、考えを深め合ったことがよくわかりますね。
今回のNSSも、無料講座とは思えないほどの有意義な学びの時間になりました。この場をお借りして、講師の児玉さんには深く御礼申し上げます。誠にありがとうございました。
Tsunagnoでは、今後も【ナガノ・スタートアップ・スタディ】を継続予定。このレポートを読んで少しでも関心を持っていただけた方は、次回ぜひ参加者として、足を運んでみてくださいね(*^^*)
【ナガノ・スタートアップ・スタディ2019 vol.2の予定】
日時:2020年1月26日(日) 13:00-15:00
場所:tsunagno(ツナグノ)
長野市西後町町並1583 リプロ表参道1F
参加費: 無料
▼お申し込みはこちら▼
https://creeks.doorkeeper.jp/events/101795
講師:湯本 将平 氏
サラリーマンを経て就農。平成19年より山ノ内町にてりんご園湯本を営んでいる。 山ノ内町のまちづくり会社である株式会社WAKUWAKUやまのうちの社外取締役も務め、農業以外でも地域活性化の分野で活躍中